多汗症の悩み2
多汗症の悩み2
多汗症の悩みは深刻です。「汗が出る」と言っても、多汗症の場合はそ
の汗の量が尋常ではありません。また、「多汗症」という病気に対する
世間の認知がまだまだ低いので、単なる「汗かき」と思われて深刻に受
け止めてもらえません。多汗症の本人でさえも、自分が病気であると自
覚していない人も多いのです。
自分が「多汗症」であるという認識さえあれば、医師に」相談して適切
な治療を受けられるわけですが、「汗かき」が恥ずかしいという認識だ
けがあって誰にも相談できずにひとり悶々としている多汗症の患者さん
は多いようです。
多汗症のために、なんでもない毎日の生活のなんでもない局面で、体か
ら滴り落ちる汗に耐えるのはストレスです。
多汗症での問題はその汗の量だけでなく、汗にともなってくる「におい
」の悩みもまた問題です。単なる「汗臭さ」だけでなく「わきが」「足
の裏のにおい」とも多汗症は関わってきます。
多汗症の人は特に日本人に多いようです。というより、多汗症を気にす
る日本人が多いということでしょうか。人種的には日本人は最も大衆が
少ない方の人種に入るのに、多汗症による汗に悩む人が多いというのは
ちょっと意外な感じがします。一般に黒人・白人とも70%以上がわきが
だといわれているのに、日本人ほど多汗症やわきがに敏感ではないよう
です。汗の臭いを気にするということがなければ、多汗症という病気の
定義も大分変わってきます。多汗症による汗が原因で臭いを発しても、
たいして意味をもたないからです。汗が体に噴き出す不快感と、それが
他人に見られるということの羞恥心、そして実際に多汗が体に与える悪
影響のみが多汗症という病気の問題点となるのです。